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選ばれる理由
2025/04/15
【AIコラム 第2話】AIに仕事を奪われる?それとも共存できる?
AIに仕事を奪われる?それとも共存できる?
こんにちは、NWCのAIコラム編集部です。
前回は、AIの種類や可能性について紹介しましたが、今回はもっと身近なテーマに踏み込んでみたいと思います。
最近よく耳にするのが、「AIに仕事を奪われるのでは?」という不安の声です。実際、この問題は世界中で議論されています。では、本当にそうなるのでしょうか?
AIが得意なこと・不得意なこと
AIはデータをもとにした**「パターン認識」や「繰り返し作業」**が得意です。
例えば…
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大量のデータ処理
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画像の自動分類
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チャットボットによる対応
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書類の自動生成 など
一方で、AIがまだ苦手なのは…
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文脈を深く読み取る会話や感情表現
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創造性やひらめきが求められるアイデア出し
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人との信頼関係を築くような仕事
つまり、「機械的な作業」はAIに任せ、「人間ならではの発想や感性」は私たちが担う――
そんな役割分担が、これからの共存のカタチです。
AIに「奪われる仕事」と「変化する仕事」
確かに、AIによって消えていく仕事もあるかもしれません。
でも実際は、「なくなる」というより「形が変わる」仕事のほうが圧倒的に多いのです。
たとえば…
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デザイナー:AIがベースデザインを作成 → 人間がブラッシュアップ
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ライター:AIが文章案を生成 → 人間が編集し、より魅力的な表現に
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カスタマーサポート:AIが一次対応 → 人間が複雑なケースをフォロー
さらに…
1. 事務職
- 奪われる業務例:データ入力・書類作成・請求書の処理
- AI活用の実態:RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)による自動処理で、単純作業が大幅に効率化。
2. カスタマーサポート
- 奪われる業務例:よくある質問への対応・基本的な問い合わせ応答
- AI活用の実態:チャットボットや音声認識AIが24時間対応し、初期対応の多くをカバー。
3. レジ・販売スタッフ
- 奪われる業務例:商品のスキャン・会計処理
- AI活用の実態:セルフレジや無人店舗(例:Amazon Go)で、人手を介さずに決済が可能に。
4. 翻訳者
- 奪われる業務例:マニュアルやメールなどの定型文翻訳
- AI活用の実態:Google翻訳やDeepLなどの精度が向上し、簡易翻訳はAIで十分な場合が増加。
5. 工場の検品作業員
- 奪われる業務例:目視検査・不良品の識別
- AI活用の実態:画像認識AIによるリアルタイム検査で、人的ミスを減らし、検査の高速化が実現。
AIは「代わり」ではなく、「補佐役」として私たちを支えてくれる存在です。
NWCの現場でも活躍中!
当社でもAIを積極的に活用しています。
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WEBデザインのたたき台づくり
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バナーやロゴの自動案出し
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SEOライティングのベース生成 など
スタッフがAIと連携することで、効率化+クオリティの両立を実現しています。
まとめ:「AIに奪われるか?」ではなく「どう活かすか?」
AIは敵ではなく、新しい可能性の扉を開くパートナーです。
「自分の仕事にAIをどう活かせるか?」を考えることで、より豊かでクリエイティブな働き方が見えてきます。
次回予告
「AI時代のWebデザイナーって何をするの?」
次回は、NWCが考える“これからのデザインの仕事”についてお届けします!